土地の入手前後では建築可能な建物のボリュームに変更があったり、残金決済では売主様の銀行口座着金確認がなかなかできないとか、なんですんなりと行かないんだろう?と思うことがばかりでした。
この先はスムーズに進むと良いなぁ。。。でも、いろいろあるんだろうなぁぁ。。。
ユニットバスですが。。。
さて、設計に話を進めます。まずは設計士さんからラフプランがあがってきたのでその確認です。
んー、2点ユニットバスですね。。。
つまり、バスと洗面台が一緒です。まぁトイレも一緒の昭和感がある3点ユニットバスではないから・・・
いやいや、これは今どき心配です。
都内の好立地なら3点ユニットバスでもまだまだ入居者は入ると思います。
しかし、これはあくまで既存物件のお話です。そのうえ今回は少し郊外に寄っている立地に新築するのに、あえて3点や2点のユニットバスを選択することは無いと思います。
ですから、今回はバスルームは単独で、独立トイレ、独立洗面台として頂くようにお願いしました。
設備の配置、部屋の仕切りなど。
今回の土地では1階と2階それぞれ3部屋ずつ、計6部屋とるのですが、どうも広い部屋と狭い部屋があります。そしてなぜかギザギザな壁があります。(これって作りにくくないのかなぁ??)
広さをこ調整して、さらには居室部分もなるべく綺麗な四角の空間にしてあげたほうが使いやすいでしょう。
そして、水回りの配置、んー、どうも無駄なスペースが生まれます。
図面で見ているからそう思えるんでしょうかね。いや、そんなことはないです。配置をもうひと工夫出来ると思いました。
ここらへんも整理して、
- 水回りは、バスルーム・独立洗面台・独立トイレとする。
- ただし、水回りスペースは最小限の面積に詰める。
- 居室は使いやすい四角い空間を目指す。
とするようお願いしました。
ワンルームか?1Kか?
また、ワンルームにするか1Kとするか、水回りスペースと居室部分をドアで仕切ることが出来るのが1k、空間が一体なのがワンルームです。
入居者募集では、仕切ることの出来る1Kのほうが人気が高いと思います。玄関ドア開けるとベットまで丸見えではいまいちですからね。
2階の部屋は、入口玄関から内階段を上がって、部屋に着く構造になっています。
1階の部屋は、省略してワンルームタイプとしました。ただし、玄関を開けたときに中の空間が丸見えなのも不味いので、視線を遮るよう背の高い物入れなどを設置し、一段折れてから部屋に入れるようにしました。
建築士さんの思い と 施主の思い
今回設計を検討しながら思ったのは、やはり建築士は設計さんであって、施主(ここでは不動産投資家です。)は施主の立場なんですね。
また、いわゆる建築家(建築士)という人は、お仕事ですからコストも考えますけど、やっぱり建築が好きなんですね。
それぞれ求めることが違う、だからこそ歩み寄る努力が必要なんですね。
入居者のターゲット設定
あと、重要な問題として、入居者のターゲットをどの層と想定するのか?ということがあります。
女性なのかor男性なのか、想定する年代は、などです。
女性であれば、独立洗面は必要でしょうし、洗濯物を干すのにベランダ有りが理想的です。
このあたりをもっと意識していかねばですが、あまりに色がですぎるのもどうかな、と思案中、修行中のわたくしです。