地震対策していますか?
とくに、賃貸アパートや賃貸マンションでは退去時のことを考えると、壁に釘などで大型の家具を固定しにくいですね。
また、どうしても持家に比べて防災意識が弱くなりがちです。
ここでは部屋の中の対策について見ていきましょう。
目次
対策その1 部屋になるべく物をおかない
部屋の中に物を置いていると、地震のとき倒れて下敷きになるかもしれません。
部屋の中にガラスなどの割れ物を置いていると、地震のとき割れて踏んでケガをしてしまうかもしれません。
ですから、部屋の中は整理して、なるべくクローゼットや物入れの中に荷物をしまい、余計な荷物を部屋に置かないようにしましょう。
地震が起きたときに、高いところに酒瓶を置いていてすべて割れてお酒が流れ出てしまった。地震後で水も出ず、アルコール臭いなかで過ごさざるを得なかった、などという笑えない話もあります。
対策その2 大きな家具は転倒防止伸縮棒
本棚やタンス、クローゼットなどを大型の家具を置く場合は、必ず転倒防止の対策をしましょう。
L字金具で壁に釘を打って固定というのが安価にも済みます。
ただ、最初にも触れましたが、賃貸アパートマンションでは壁などに傷はつけたくないもの。
写真のような転倒防止用具であればどこにも傷をつけずに設置が可能です。
重い家具の下敷きになる前に、対策を施しておきましょう。
対策その3 転倒防止粘着マット
もう少し小さめの家具などには転倒防止用の粘着マットを使いましょう。
簡易なものですが、意外と効果があるものです。
家具や家電などの下に貼って設置場所に固定します。超粘着・超無反発ゲル素材などを使っていて、地震の揺れを吸収、家具や家電の転倒を防止します。
テレビ、パソコン、電子レンジ、などの倒れやすい家電に使うのがお勧めです。
対策その4 窓ガラス対策
ガラス飛散防止フィルムを貼っておきましょう。
紹介している動画がありますのでご覧ください。
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※動画の業者様は本サイトとは一切関係ありません。
対策その5 テレビ転倒防止
転倒防止の粘着マットや、後ろから吊るタイプ、テレビ台に固定するタイプなど色々なものが販売されています。
これらの防災グッズを活用して対策を行っておきましょう。
対策その6 逃げ道の確保、安全スペースの確保
リビングでくつろいているとき、ベットで就寝中、キッチンで料理中かもしれません。
とくに就寝中はとっさの行動が取りずらいので地震が止んだあとに避難できるよう日頃から逃げ道を確保しておきましょう。
部屋からの避難経路は複数あるのが望ましいです。万一のときに玄関ドアが開かないなどとなると困りますからね。
まとめ
最初にも触れましたが、一般に、賃貸アパートマンションの場合は、持家よりも意識が低く、防災対策を怠りがちです。
でも、地震が起きたときの被害に『持家』と『賃貸』の差なんてありません。もちろん中に住む人も同じです。
ですから、賃貸アパートマンションに住んでいても、しっかりと意識を持って、日ごろから対策を施しておきましょう。