「台風シーズン」という言葉があります。でも、昔から台風の多かった夏や秋以外でも、最近は台風が接近や上陸をすることがあります。

また、近年は台風でなくとも、短時間のゲリラ集中豪雨や竜巻などによる被害もよく聞かれます。

台風などが間近かに迫ってから慌てなくとも済むように、日頃から対策を考え準備しておきましょう。

 

 

対策その① 家の外回りの備え

大雨が来ても大丈夫なように、水の流れる側溝や排水溝のゴミを取り除いておき、スムーズに排水出来るようにしましょう。

そして強風に備えて、壁、塀、屋根など、ガタついているところがないか、暴風や豪雨に耐えられなさそうな箇所はしっかり補強しておきましょう。

また、暴風で飛びそうなもの、倒れそうなものは、固定するか置かないようにしましょう。

対策その② 非常用備蓄用品の準備

非常用の持ち出し品を確保しておきましょう。

着替え、救急用品、ラジオや携帯、懐中電灯、ライター、マッチ、非常用の食料や水など、最低限のものは用意しておきましょう。

また、赤ちゃんや小さいお子様が居る家庭ではベビー用品、ペットの居る家庭ではペット用品なども忘れずに準備しておきましょう。

避難所では人用のものは救援物資として手に入り易いですが、ペット用品などは自分で用意しておかないと手に入らない入りにくいという体験談もあります。

 

 

 

 

 

対策その③ ハザードマップを手に入れ、よく読んでおく

自治体などが発行しているハザードマップを入手しておきましょう。自治体のHPや役所に配備されているはずです。

ハザードマップには、あなたの自宅や勤め先の周囲で、どんな災害が発生しやすいかが記載されています。

洪水時の浸水範囲と深さ、土砂災害の危険箇所、緊急時の避難場所などが地図上に記載されています。

しっかり読み込んで、とくに自宅や勤め先周辺、自宅から避難場所への経路にある危険箇所について確認しておきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対策その④ 家族でよく話し合っておく

災害が差し迫ってから「どうしよう?」「どうしたら良いかわからない!」「私の家族はどこに行ったの??」とパニックになるようでは困ります。

万一の際に備えて、避難所の場所、避難経路、家族で落ち合う場所など、しっかり家族で相談しておきましょう。

また、もし帰宅できない場合に備えて、緊急連絡手段も確認しておきましょう。

親戚の連絡先などを確認しておきその方を介して安否を確認することや、緊急用の安否確認ダイヤルを利用するなども話し合っておきましょう。

対策その⑤ 近隣の建物、道路、河川、傾斜地など、危険箇所を良く知っておく

ハザードマップ、家族や近隣の人との会話などから、危険箇所をよく認識しておき、緊急時は近づかないようにしましょう。

自分では気が付かなくとも、実は危ない、避けるべき、危険な場所があるかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対策その⑥ 近隣の人とのコミュニケーションを良くしておく

ご近所さんとのコミュニケーションは大切です。

「遠くの親戚より近くの隣人」という言葉もありますね。

災害時は、その場に居合わせたもの同士で助け合うのが基本です。

とくに都市部に住んで居る人、一人暮らしの人は、ご近所との付き合いも少ないかもしれません。

でも、避難所に行って、まわりが皆知っている人なのと、まわりが全然知らない人ばかりなのと、どちらが良いですか?

 

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