国内で火災による死者は毎年1000名程度。残念にも多くの方々が亡くなっています。これは1日で3人が亡くなっているということです。

犠牲者は高齢者が多く、死亡原因の過半数が逃げ遅れによるものです。

逃げ遅れないためには、一刻も早く火災の発生、火災の兆候に気が付く必要があります。

あなたの居る部屋、火災警報器が設置されていますか?

 

火災警報器とは?

主に住宅に設置され、火災の煙や熱を感知して警報音で知らせてくれます。

2006年に消防法が改正され新築住宅への設置が義務化されました。また、既に2011年にはすべての既存住宅への設置も義務になっています。

実際に、火災警報器により大事に至らずに済んだ事例は多くあります。

たばこの火が座布団に着火したのを隣人が警報音により気がつき消火した事例、てんぷら油による調理中にキッチンを離れた住民が警報音により気が付いた事例など、火災の発生を未然に防止したことなどが報告されています。

火災警報器の設置は法律の義務のみならず、我々の安全な生活になくてはならないものなのです。

↓こちらは火災報知機。公共施設などで消防機関に通報する機能を持っているものもあります。

設置すべき場所?

台所、居室、寝室、階段室などへの設置が義務付けられていますが、自治体により設置義務である場所は異なりますので、お住いの自治体のHPなどでよく確認しましょう。

わからなければ自治体や管轄の消防に問い合わせれば、きちんと教えてくれるはずです。

天井や壁に取り付けることができますので、義務である場所はもちろんのこと、すべての居室等に取り付けることをお勧めします。

↓こちらは火災警報器が鳴った時の様子です。怖いですね。


※動画と本サイトとは一切関係がありません。

火災警報器のタイプ

煙を感知するタイプ、熱を感知するタイプ、火災とガス漏れ警報器の両方の機能を持ったタイプなどがあります。

居室や寝室などは煙感知タイプを、熱感知タイプはキッチンなどに設置しましょう。

熱感知タイプは、キッチンなど煙や水蒸気が発生する場所に設置するのに適しています。

ただ、この熱感知タイプは火(熱源)がある程度の大きさになり、感知器周囲の温度が上がらないと反応しません。煙感知タイプと比較して火災の発見が遅れがちです。

ですから、火器を使用する以外の場所、つまり居室や寝室棟では、煙感知タイプを使用するのが正解ですね。

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火災警報器の設置の仕方

火災警報器は、ホームセンターや家電量販店で手軽に購入出来ます。

後付けのものの電源は電池式ですので、天井や壁に貼り付けるだけで簡単に取り付けが可能です。

壁への取り付け

天井から15~50cm以内に住宅用火災警報器を設置します。煙や熱は高いところに向かうからですね。

天井への取り付け

住宅用火災警報器の中心を壁から60cm以上離して設置します。

『はり』などがある場合の取付け

住宅用火災警報器の中心をはりから60cm以上離して設置します。

エアコンなどの吹き出し口付近の取り付け

換気扇やエアコンなどの吹き出し口から1.5m以上離して設置します。風があたらない少し離れた場所に設置する必要があるんですね。

定期的に作動確認をしましょう

設置後には作動確認をしましょう。また、設置後も定期的に作動確認することをお勧めします。

本体のボタンを押す、もしくは本体から出ている紐を引いて作動確認をします。

正常な場合は、ピーピーと作動音がします。(音は機種によって異なり、「火災です」などの声で知らせるタイプもあります)

もし何も音がならない場合は、電池が切れていたり、故障している可能性があります。機器の説明書などで状況を確認しましょう。もし手元に説明書が無くともメーカーのHPなどに説明がありますので参照しましょう。

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老朽化や電池切れにご注意!

住宅用の火災警報器は、老朽化すると電子部品の寿命や電池切れで、正常に火災を感知しなくなる恐れがあり大変危険です。できれば10年程度を目安に交換することがお勧めです。設置時期が書かれていればそれを、無い場合は製造年月を確認しましょう。

また、新しい火災警報器に交換した際は、設置時期が分かるように油性ペンで本体の側面などに記載しておきましょう。

新築の住宅などではAC100Vの電源方式のものが組み込まれていることも多いですが、この場合は電池切れはありません。ただ停電になると働かないことになりますので、停電時は通常以上に火災に注意するようにしましょうね。

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まとめ

あなたの部屋、火災報知器が設置されているか確認しましたか?

ちゃんと作動するか確認していますか?

日本中のどこかで日々火災が発生し多くの人が亡くなっています。

安全はほんの少しのことで守ることができます。

火災報知器、この機会に見直してみましょうね。