こんにちは。たんさんです。
前回はトイレが詰まった時の対応や費用負担についてお伝えしましたが、それ以外でもトイレのトラブルはあるものです。
トイレの水が流れない、水が漏れて床が水浸しなど、詰まり以外のトラブルについて対処方法や応急処置、修理費用の負担について解説して行きたいと思います。
トイレの水が流れなくなった時の対応
いつも通りトイレを済ませて、レバーを引いて水を流します・・・・ん!流れない!!これは大変です。
一般的なタンク付きトイレの構造は、フロートバルブと呼ばれる蓋と水を流すレバーが鎖などで繋がっており、レバーを引くことによりバルブが開いて水が流れます。(詳しくは最後にある動画をご覧下さい)
この鎖が切れたりするとレバーを引いても、うんとも寸とも言わず、水が流れなくなります。
応急対処はこれ
水が流れないだけの故障であれば、バケツや手桶などの水で流してしまいましょう。
水跳ねに注意して、勢いよく水を流せば、普通にタンクから水が流れたのとほとんど一緒です。
水漏れの時の注意点は?
賃貸でトイレから水漏れ、床が水浸し、などとなっても慌ててはいけません。
トイレも普通の水道と同じように水道管から水を引いていますから、蛇口があります。
まずは、慌てず焦らず水道の元栓(蛇口)を閉めましょう。
自分で水道トラブルの対応業者などに依頼してしまうと、費用が自己負担になってしまう場合もありますから、大家さんや管理会社さんへ修理を依頼しましょう。
特に床が水浸しなどの場合は、下階の部屋やお隣にもご迷惑を掛けている場合もあります。
この場合の被害には、火災保険や賠償責任保険が適用されることも多いですから、しっかりと大家さんや管理会社さんへ連絡しておきましょう。
黙っていると後で問題になり、弁償せざるを得なくなるかもしれませんよ。
また、水漏れがなくとも、トイレの水がちょろちょろと流れたままになっている、などの際も、水や水道代が勿体ないですから、大家さんや管理会社さんへ修理を依頼しましょう。
修理費用の負担は?
トイレ部品などの経年劣化であれば、修理費用は大家さんや管理会社さんが負担してくれることになります。
専門の業者さんに聞いたところでは、使い方にもよりますが、トイレの部品などは15年程度で劣化してきますので、新築後そのくらい経過していればエアコンの故障などと同様に、堂々と修理代を負担してもらいましょう。
ただし、入居者であるあなたに故意や過失があるのであれば、それは一般的に入居者の負担になります。
洗浄剤(ブルーレットなど)によるタンクの詰まりや不具合などによって発生した故障は、入居者の負担になることが多いですね。
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そもそもトイレタンクの構造は?
タンクの構造を説明した動画がありましたので、ご紹介しておきます。
場合によっては、上部の蓋を開けてDIYで修理することも可能です。
ただ、大家さんや管理会社さんが費用負担して直してくれるのなら、下手にいじって更に不具合を起こしてもいませんから、専門の業者さんにお任せするのが無難ですね。