こんにちは。たんさんです。

秋の行楽シーズン、お出かけなら、紅葉狩り、温泉、ドライブ、楽しみが一杯です。お出かけしなくとも秋の夜長、食欲の秋、これまた楽しみが一杯です。

でも、なにげなく生活しているだけでも困ることも起きます。たとえば『落ち葉』です。掃除しても掃除してもまた次から次へとひらひらと落ちてきます。

落ち葉をめぐる近隣トラブルと、解決のための方法など見ていきたいと思います。

困った落ち葉。

樹木の種類にもよりますが、広葉樹の場合、どうしても季節になると葉が落ちるのが自然というものです。

自分の家の木から落ちたものでもないに、落ち葉が庭やベランダにひらひらと落ちてくると掃除も大変です。毎日毎日お掃除しても追いつかないのではないでしょうか。

そして、さらに困るのが建物への被害です。陸屋根の建物では、雨どいが落ち葉で詰まって水が溜まり、その結果雨漏りが発生した!などという話も聞きます。

だからと言って、お隣に文句を言ってやる、訴えてやる、と意気込んでも仕方がありません。

実際に、最高裁で「落葉は自然現象であり受認限度を超えておらず管理者に責任はないという判決(昭和61年7月14日/最高裁判所第二小法廷/判決/昭和59年(オ)第142号)」なんてものが確定しています。

事を荒ら立てず、やんわりと隣近所みんなで協力していくのが得策なんじゃないでしょうか。

綺麗にしてアピールしましょう

まずは、こちら側が「落ち葉で大変ですよー」アピールをしましょう。

その時に、不法な侵入と思われない程度に隣家の際までお掃除するのがポイントです。

普通の隣人さんであれば、お隣さんが落ち葉かきをしていたら、あたりまえに「ありがとうございます」「ご迷惑をかけます」となるのではないでしょうか。

自分の敷地に面した道路の落ち葉を掃除したり、家に生えている木の手入れをしたりすることで、「落ち葉に関して気配りをしてますよ」ということを、隣家や周囲の住民にそれとなくアピールしましょう。

まともな隣人さんならこれだけでも十分効果があることでしょう。

枝落としなど、対策をしてくれるかもしれません。

伸びて来た枝・・・

隣家の敷地から伸びて来た枝を勝手に切ってしまってはいけません。

それはあくまで隣家のものなのです。

<リンク>

安易に文句を言うのは大変危険。どうしたら??

近隣トラブルはこじれると大変です。

たまに「お宅の落ち葉が落ちてきて迷惑しているから木を切ってくれ」などと乱暴に言う人もいますが・・・・

よほどお付き合いが親しいか、仲の良い親戚でもないかぎり、直談判して解決しようなどと威勢の良いのはお勧めできません。(そんな場合はそもそも直談判とは言わないかもしれませんね)

人の感覚はそれぞれですし、ガーデニングを趣味にしていたら、ちょっとした落ち葉くらい何でもないことだ、という思うかもしれません。

もし、賃貸アパートやマンションにお住いの方であれば、大家さんや管理会社さんから交渉してもらうのも得策です。

当事者よりも、お互いに冷静にお話しがし易いですからね。

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落ち葉を有効に活用しましょう

昔であれば、落ち葉で『落ち葉焚き』、ついでに焼き芋など作ってしまおう。

などもありましたが、昨今は野焼きも難しいですし、特に都市部では通報されかねません。

もし、お部屋や庭、ベランダなどでガーデニングや植物を育てている方は、堆肥作りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

雑草や落ち葉などを使った堆肥作りの仕方はいくつかありますが、下に記載したのは段ボールを使った堆肥の作り方です。

うまく堆肥化が進めば2〜6ヶ月ほどで堆肥が完成しますよ。

<簡単堆肥の作り方>

  1. 段ボールに土を入れます
  2. 自然乾燥させた落ち葉や雑草を、土に入れます
  3. 出来れば、米ぬかなどを追加してかき混ぜ、段ボールにフタをします
  4. 毛布などを被せて保温し、1日1回程度中身をかき混ぜます。(10日くらいは毎日中身をかき混ぜます)
  5. そうしたら、3ヶ月以上は放置しましょう
  6. 黒土や米ぬか少し入れてかき混ぜます
  7. 2~3週間放置すると堆肥の完成です