こんにちは。たんさんです。
秋から冬のこれからの季節、暖房は必需品ですが、皆さんはどんな暖房器具を使っていますか?
暖かいのが第一だけれど、光熱費も心配、安全なのじゃないと、空気を汚すのは嫌だ、いろいろな要望があるんだと思います・・・。
今回は、数ある暖房器具のなかから、遠赤外線ヒーターについて見ていきたいと思います。
電気暖房
灯油などの燃料の使えない賃貸アパートでは、エアコンや電気ストーブなどの電気系暖房が不可欠です。
なぜでしょう?
主に下記のような理由からですね。
安全性
賃貸アパートなどの集合住宅では、万一火災が発生、延焼すると場合によっては大家側の責任も問われかねません。
ですから、可燃性の燃料を保管し補給する必要のある、石油ストーブや石油ファンヒーターなどの暖房器具の使用を禁止ていることがほとんどです。
クリーン
石油ストーブや石油ファンヒーターなどは燃焼により有害なガスが発生します。ですから、定期的に換気が必要なんですね。
くらべて、電気暖房は有害なガスを発生しないため、換気を行う必要はありません。
遠赤外線って?
『遠赤外線』とは、およそ4~1000ミクロンの電磁波です。
地球上の物質はすべて遠赤外線を発しています。なんと!あなたの体からも微量の遠赤外線を発しているのです。
木炭(炭素:カーボン)やセラミックは特に遠赤外線の発生量が大きく、遠赤外線は暖房器具や調理器具をはじめ、暖かい肌着や寝具などに利用されています。
遠赤外線の波長は、食品を構成している分子の振動数とあうため、食品の分子に収縮・振動・回転運動などを起こさせ、自己発熱させることができます。
逆に分子の振動数と合わない電磁波を当てても、反射したり通過してしまったりと暖かくは感じません。遠赤外線加熱の特長として、加熱が均一であること、焦げずに内部までよく熱が通ること、などが挙げられます。
そして、同じように人の身体にあたると、身体の分子を振動させて暖かさとして感じることができます。
この原理を用いた暖房器具にハロゲンヒーターやカーボンヒーターがあります。
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つまりこのように使用しましょう
遠赤外線を用いた暖房器具であるハロゲンヒーターやカーボンヒーターは、直接当たると暖かく感じることができます。
また、衣服なども暖まるため体感的にさらに暖かくなります。
部屋全体の暖房?
しかし、遠赤外線では空気を暖めるためには、周辺の何か(壁でも家具でも人でも)を暖めたうえでそれが空気を暖める必要があります。
ですから、部屋全体を暖めるには時間がかかりますし、電気代もかさみますので、余り適していません。
直接あたりましょう
遠赤外線の暖房器具は、局所的な暖房が得意です。
また、スイッチを入れるとすぐに暖まることができますので、即時性の高い暖房です。
ちなみに、近赤外線の量が多いハロゲンヒーターよりも、遠赤外線の量が多いカーボンヒーターのほうが、2倍程度の暖かみを感じることが出来ると言われています。