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    Categories: 賃貸お悩み解決

賃貸契約書の書き方

あなたの賃貸物件への申込後、不動産屋さんでは大家さんへの連絡や保証会社への確認をします。保証審査など終わり、大家さんOKが出てから契約の手続きとなります。

 

 

契約書に記入する

契約書には不動産屋さんによっていろいろな記載があります。ちょっと面倒かもしれませんが、後でトラブルにならないようにしっかり見ておきたいですね。一般的な記載事項についてそれぞれ説明していきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

(1)賃貸の目的物

借りる建物や設備が書いてあります。建物自体が違うということは普通の不動産屋さんならあまり起こらないでしょうが、部屋番号が間違っていないか、また、とくに設備については思っていたのと違うことがあるかもしれません。トイレ、浴室、洗面台、オートロックなど認識と違わないかよく確認しておきましょう。

(2)契約期間

始期・終期の記載があります。2年契約というのが一般的です。

(3)賃料等

賃料、共益費、敷金、礼金等の記載、銀行振込先の記載などがあります。お金のことですから良く確認しておきましょうね。

(4)貸主及び管理業者

大家さんと管理業者さんとの記載があります。紹介してくれた不動産屋さんと管理業者さんが異なることも良くありますので住み始めてから困らないようよく確認しておきましょう。

(5)借主及び同居人

借主本人の記載、また2人以上で済む場合は同居する人の記載をします。同居人もしっかり書いておかないと契約違反になってトラブルになってしまうかもしれません。また、緊急連絡先の記載をします。

(6)反社会的勢力の排除

お部屋を借りるときを含む不動産取引において「反社会的勢力の排除」を目的に、反社会的勢力排除のための条項が導入されるようになっていますのでその記載があります。

 

(7)禁止事項

禁止事項の例としては、ペット飼育、楽器演奏、石油ストーブの使用、勝手に他人を同居させること、無断で長期間不在にすること、危険物の持ち込みなどがあります。しっかり読んで理解しておきましょう。

(8)修繕等

入居中の修繕に関する取り決めの記載があります。よく読んで理解しておきましょう。

(9)契約の契約解除、借主からの契約解除

貸主からの契約解除について取り決めの記載があります。たとえば賃料などを滞納した場合、禁止行為に違反している場合などがあげられます。また借主からの契約解除として、解約通知の期日や手続きの記載があります。

(10)現状回復

賃貸借の中でもっともトラブルになりやすいのが現状回復についてです。トラブル回避のためにもよく理解しておきましょう。

(11)特約

貸主の事情によって特約が付される場合があります。たとえば現状回復費用はすべて借主の負担とする、などです。不利な条件がないかよく確認しておきましょう。また、貸主側からも条件としているものがあればしっかり記載されているか確認しておきましょう。たとえば、入居前に壁紙をすべて張り替えるなどがあり得ます。

 

 

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